Friday, September 30, 2016 10:24 AM

「第3の候補」また失態 尊敬する外国首脳言えず

 大統領選に民主でも共和でもない第3政党のリバタリアン党から出馬しているジョンソン元ニューメキシコ州知事が28日夜のテレビ番組で、尊敬する外国首脳は誰かと聞かれ、名前を一つも挙げられなかった。9月上旬、シリア内戦の激戦地アレッポについて質問された際「アレッポって何?」と無知を露呈したことに続く失態となった。

 質問を受けたジョンソン氏はしばらくの無言の後、「アレッポの事を聞かれた時みたいだ」とあきらめ顔。「誰でもいいから」とたたみかける司会者に「メキシコの元大統領」と答えたが、名前は出ないまま。「脳みそが凍った」と弁明した。

 民主党クリントン候補と共和党トランプ候補のどちらも支持できない有権者の受け皿を目指すジョンソン氏だが、各種世論調査の支持率平均値は約7%にとどまっている。(共同)