Friday, September 30, 2016 5:41 PM

米景気過熱「兆候なし」 ダラス連銀総裁

 ダラス連邦準備銀行のカプラン総裁は30日、テキサス州ダラスで企業関連のイベントに参加し、米国の景気に過熱の兆候はみられず、連邦準備制度理事会(FRB)は忍耐強く追加利上げのタイミングを計ることができるとの見方を示した。ロイター通信が報じた。

 低金利が続くことで米経済にはある程度のゆがみが生じている兆候があり懸念材料だとしたものの、社会の高齢化進行や他の要因で成長やインフレが抑制されている中で「あわてて利上げをする必要はない」と指摘した。(共同)