Thursday, June 11, 2020 10:37 AM

差別抗議の膝つき禁止撤回 米国サッカー連盟

 【ロサンゼルス共同】米国サッカー連盟が試合時の国歌斉唱の際、代表選手は起立しなければならないとする規則の撤回を決めたと10日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。ミネソタ州での黒人男性暴行死事件を受けた人種差別への抗議の広がりが、再考の契機になったという。

 この規則は2016年に女子代表のラピノーが人種差別への抗議の一環として、国歌斉唱で片膝をついたことを受けて定められた。