Tuesday, June 23, 2020 10:34 AM

5月の百貨店売上高65%減 営業再開も6月27%下落

 日本百貨店協会が23日発表した5月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比65.6%減だった。多くの店舗が新型コロナウイルス対策で営業を自粛したことで、減少率は4月(72.8%)に次ぐ過去2番目の大きさだった。ほぼ通常営業に戻った6月1-17日の主要百貨店の売上高は前年同期比約27%減と持ち直したが、大幅マイナスの厳しい状況が続いている。

 日本チェーンストア協会によると、5月の全国スーパーの既存店売上高は食品が堅調で2カ月ぶりに前年を上回り、対照的になっている。

 5月の百貨店の既存店売上高は緊急事態宣言の解除を受けて営業再開の動きが広がり、4月からやや回復した。(共同)