Wednesday, June 24, 2020 10:18 AM

セグウェイ、普及せず引退 「夢の発明」販売苦戦

 【ニューヨーク共同】「セグウェイ」の名称で知られる立ち乗り電動二輪車の生産が来月15日に終了することが明らかになった。米国の製造元が23日発表した。開発時から「夢の発明」と騒がれ、2001年に発表された際は大きな反響を呼んだ。空港の警備や観光ツアーで活用されたが、高価格が響いて販売は振るわなかった。

 セグウェイが目指した新たな近距離の交通手段は安価な電動スクーターが主役になりつつある。

 セグウェイは声明で「近年セグウェイの市場は飽和している。セグウェイは非常に耐久性があり、多くは10年以上使われている」と述べた。米メディアによると、累計販売台数は約14万台。