Tuesday, October 04, 2016 10:45 AM

アフガン支援に140億ドル 国際会議、17〜20年分表明

 ベルギーの首都ブリュッセルで5日開かれるアフガニスタン復興支援国際会議で、国際社会が2017〜20年の4年分として総額約140億ドル(約1兆4300億円)の支援を表明する見通しであることが4日、アフガン政府への取材で分かった。米国に次ぐ世界2位の支援国である日本は総額16億ドルの支援を表明する見込み。

 東京で12年に開かれた支援会議では16年までに総額160億ドル超の支援が表明されており、5日の会議ではこれに続く17年以降の支援額が正式に決まる予定。

 アフガン政府と共催する欧州連合(EU)高官は9月、「目標額は年間40億ドル」と述べるなど東京会議と同じ支援規模を目指していたが、17年以降の支援は年間約35億ドルにとどまり、年約5億ドルの減少となる見通し。(共同)