Thursday, July 16, 2020 10:15 AM

トランプ選対本部長を更迭 支持率低迷で人事刷新

 【ワシントン共同】トランプ大統領は15日、ツイッターで、再選を狙う11月の大統領選に向けて選対本部の人事を刷新し、パースケール選対本部長を交代させると発表した。各種世論調査で野党民主党のバイデン前副大統領にリードを許しており、支持率低迷を受けた事実上の更迭人事とみられる。ステピエン副本部長が昇格する。

 パースケール氏はデジタル戦略担当の上級顧問として残る。トランプ氏は「(新旧の)2人とも前回選挙での歴史的勝利に関わっており、一緒に2度目の大勝利を達成するのを楽しみにしている」と書き込んだ。

 トランプ氏は新型コロナウイルスや白人警官による黒人男性暴行死事件への対応を批判され、大票田のフロリダやミシガンなど重要州の支持率で、バイデン氏に先行されている。トランプ氏は「われわれの支持率は急速に上昇しており経済も良くなり、ワクチンもすぐにできる」と強弁した。