Tuesday, July 21, 2020 10:26 AM

米韓軍事演習の縮小検討か 新型コロナ考慮と報道

 【ソウル共同】韓国国防省は21日、鄭景斗国防相とエスパー米国防長官が同日電話会談し、米韓合同軍事演習の扱いなどについて協議したと発表した。韓国メディアは同日、新型コロナウイルスの状況などを考慮し、演習の規模を縮小して実施する案が有力だと報じた。

 21日付の韓国紙、朝鮮日報は8月10日ごろから実施する案が検討されていると伝えた。新型コロナの影響で、米本土から韓国への米兵らの大規模移動が難しいことが背景にあるとみられる。

 演習が実施されれば北朝鮮が反発するとみられる。次期統一相に指名されている李仁栄氏は21日、記者団に「個人的には延期してほしいという考えを持っている」と述べた。