Tuesday, July 21, 2020 10:27 AM
友好ムード消え、再び緊張 米キューバ国交回復5年
【ハバナ共同】カリブ海の社会主義国キューバが米国と約半世紀ぶりに国交を回復してから、20日で5年がたった。歴史的な雪解けの後、米国では2017年に対キューバ強硬派のトランプ政権が誕生。友好ムードは消え、両国関係は再び緊張を帯びている。
「オバマ(前大統領)と皆が大騒ぎをした。ユートピア的な考えにすぎなかった」。首都ハバナのデザイナー、ホルヘ・ロペスさん(67)は幻滅を口にした。
オバマ政権とキューバのラウル・カストロ政権(当時)は15年7月20日、キューバ革命後の1961年に断絶した国交を回復し、双方の首都で大使館を再開した。一時はハバナなどに米国からの観光目当ての渡航者があふれかえった。
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