Tuesday, October 04, 2016 5:49 PM

トランプ氏「道義心なし」 自伝共著者が批判

 大統領選の共和党候補トランプ氏が1987年に出版した自伝の共著者トニー・シュワルツ氏は4日、ワシントンで記者会見し、トランプ氏について「道義心のない人間だ。それが彼の最も恐ろしい所だ」と批判した。

 シュワルツ氏は、ベストセラーとなった「トランプ自伝-不動産王にビジネスを学ぶ」を執筆した。書いたことを後悔しているとし、「罪滅ぼしのため、自分はトランプ氏が体現する強欲や不実、自分勝手さなどとは逆の生き方をしようと努めてきた」と語った。

 米誌に「彼を目立たせて注目を集めたことに、良心の呵責を感じている」と吐露していた。(共同)