Wednesday, July 29, 2020 10:22 AM

不法移民救済新規は不受理 米政権、法廷闘争必至

 【ワシントン共同】トランプ政権は28日、子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者らの強制送還を猶予する救済措置「DACA」について、新規の申請は受け付けないと明らかにした。

 政権が措置自体の廃止を決定したのに対し、最高裁は6月に廃止決定を認めない判断を示しており、新規申請不受理の妥当性を巡っても訴訟になる可能性が高い。

 政権高官は措置自体も引き続き「総合的に見直す」としたが、米メディアは結論が出るのは11月の大統領選後になるとの見方を示した。既に猶予措置を受けている人々については更新期間をこれまでの2年から1年に短縮するとしている。