Monday, August 03, 2020 10:25 AM
コロナ、ハワイ観光に打撃 失業率23%、渡航規制続く
【ホノルル共同】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、観光地ハワイの経済が深刻な打撃を受けている。ビーチや商業施設はにぎわいを失い、失業率は一時、全米平均を大きく上回る23%台に。8月初めに予定していた渡航規制の一部緩和も延期を余儀なくされ、関係者は影響長期化へ懸念を深めている。
青空が広がるワイキキビーチ。普段は観光客で混み合う人気スポットだが、ここしばらくは地元住民の姿が目立つ。日本人も多く訪れる商業施設、アラモアナセンターも客はまばらだ。
州観光局によると、昨年は1042万人がハワイを訪れ、消費支出は約177億5000万ドル(約1兆8800億円)に上った。21万人超の雇用を支える観光業は、ハワイの経済で最も重要な産業の一つだ。
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