Friday, August 07, 2020 10:32 AM

タリバン捕虜解放を議論 アフガン国民大会議

 【イスラマバード共同】アフガニスタン首都カブールで7日、伝統的な最高意思決定機関ロヤ・ジルガ(国民大会議)が開かれ、政府が反政府武装勢力タリバンの要求に沿ってさらに捕虜400人を解放するべきかどうかを議論した。数日間、続く見通し。

 2月末の米タリバン和平合意によると、政府側がタリバンの捕虜を最大5000人、タリバンは政府側の捕虜を最大1000人、信頼醸成措置としてそれぞれ解放した後、停戦に向けた協議を開く。今回の会議が政府に解放を促せば、協議開始に向け前進になる。

 会議には政界、宗教界、女性団体の代表ら約3200人が出席した。