Friday, August 07, 2020 10:34 AM

1億2000万回分供給で合意 政府、英企業ワクチン

 加藤勝信厚生労働相は7日、英製薬大手アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、実用化されれば来年から1億2000万回分の供給を受けることで政府と同社が基本合意したと明らかにした。

 3000万回分は来年3月までに供給を受ける計画。1人当たりの接種を1回とするか2回とするかは未定としている。

 加藤氏は報道陣に「最終契約に向けて速やかに協議を進め、引き続き他のワクチンメーカーとも協議を進めたい」と述べた。政府は既に6000万人分のワクチン供給について、製薬大手ファイザーと基本合意している。(共同)