Wednesday, October 05, 2016 1:39 PM

イラクで米誤爆か20人死亡 北部モスル南方

 イラク北部モスルの南方で5日、過激派組織「イスラム国」(IS)を狙った空爆が実施され、イラク政府に協力するイスラム教スンニ派部族の民兵ら少なくとも20人が死亡した。フランス公共ラジオによると、米国防当局者は、米軍主導の有志国軍による誤爆の可能性が高いと述べた。

 モスルはISの拠点で、シーア派が中枢を占めるイラク政府と軍などが米軍の支援を受けて奪回の準備を進めている。スンニ派への誤爆が事実なら、宗派を超えた協力関係に悪影響が及ぶ可能性がある。(共同)