Wednesday, October 05, 2016 6:01 PM

成長の緩慢さが「格差助長」 ミネアポリス連銀総裁

 ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は5日、ミネソタ州ミネアポリスで開かれた会合で、金融危機後の米経済は回復がかなり緩やかで、国内総生産(GDP)の伸びは期待を大きく下回っていると指摘し、こうした状況が「人種や民族間の所得格差を助長してきた」と述べた。

 所得格差が幼少期の教育に関する格差につながると分析し、問題解決には教育を受ける機会の平等確保など、社会改革が必要だと強調した。(共同)