Friday, August 14, 2020 10:28 AM

独「残酷な行為」と批判 ベラルーシ大使呼び出し

 【ベルリン共同】ドイツのマース外相は13日、大統領選を受けて情勢が緊迫するベラルーシで、デモ隊への「残酷な行為」が繰り広げられているとツイッターで述べ、ベラルーシ政府を批判した。ドイツは欧州連合(EU)議長国。欧米メディアによると、ドイツ外務省は同日、ドイツ駐在のベラルーシ大使を呼び出した。説明を求めたとみられる。

 マース氏は、21世紀の現代に受け入れることのできない状況だと訴え、ベラルーシが国際的な義務を順守するよう「必要な場合には権力者への圧力をさらに強める」と指摘した。

 EUは14日に外相理事会を開き、ベラルーシ情勢を協議する。