Wednesday, August 19, 2020 10:14 AM

バド高橋礼が引退表明 リオ金、松友は現役続行

 バドミントン女子ダブルスで2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華(30)が19日、ペアの松友美佐紀(28)=ともに日本ユニシス=とオンラインで記者会見し、今月限りでの現役引退を表明した。松友は混合ダブルスを軸に現役を続ける意向を示した。

 高橋礼は東京五輪の延期などに触れつつ「あと1年、自分の気持ちと体が持つのかなという気持ちがあった」と涙で声を詰まらせながら理由を説明した。

 「タカマツ」ペアの愛称で親しまれる2人は五輪切符2枚を巡る日本勢の争いで3番手にとどまり、出場が厳しい状況だった。高橋礼は新型コロナウイルスの影響による活動自粛期間中に「毎日毎日どうしよう、いつやめようと考えるようになった」という。五輪出場を懸けたレースが再開される来年を待たず、所属チームの練習が再開された6月に松友に意思を伝えた。(共同)