Wednesday, August 19, 2020 10:18 AM

北朝鮮、党重要会議開催か 経済難で内部結束、核焦点

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党は19日、首都・平壌で重要政策を決める党中央委員会総会を開いたとみられる。金正恩党委員長が出席し、新部署設置などを決める見通し。1日で終わるかどうかは不明。国連制裁や新型コロナウイルスによる経済難が深まる中、党機能強化を通じて内部結束を図る構えだ。

 総会は昨年12月末以来8カ月ぶり。「革命発展と党の戦闘力強化において重大な意義を持つ問題」を討議、決定するとしている。11月の大統領選を前に、中断したままの米朝交渉や核・ミサイル開発を巡り、今後の方針を示すかどうかも注目される。

 金氏は、異例の4日間開催となった前回総会では演説を行い、米朝対立は長期化すると指摘。自力更生で制裁に耐え抜く「正面突破戦」を打ち出し、「新たな戦略兵器」の開発を予告した。