Thursday, August 20, 2020 10:13 AM

横浜銀、アップルペイ対応 端末内に口座連動のカード

 横浜銀行(横浜市)は20日、同行のスマートフォン決済サービスをアップルの決済サービス「アップルペイ」に対応させたと発表した。「iPhone(アイフォーン)」などアップルの端末内に、同行の預金口座とひも付いた仮想のプリペイドカードを発行し、利用者が店頭の読み取り機にカードをかざすと支払いができる仕組み。

 NTTドコモの電子マネー「iD(アイディ)」に対応した店舗で使うことができ、該当するのは国内で100万カ所を超える。利用対象は13歳以上で、使い過ぎないよう事前にチャージした金額の範囲で支払う仕組みとした。金額や日にちを指定した自動チャージの機能もある。

 横浜銀のスマホ決済サービス「はまペイ」は、国内銀行で初めてQRコードを取り入れ、2018年7月に提供が始まった。利用者は、プリペイドカードとQRコードのいずれを使うか決済のたびに選ぶことができる。はまペイの対応店は現在の約15万カ所から大幅に増えることになる。(共同)