Thursday, October 06, 2016 1:11 PM

欧州議員、殴られる 英独立党会合で口論

 英メディアによると、フランス・ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会で開かれた英独立党(UKIP)議員の会合で6日、スティーブン・ウルフ議員(49)が会合参加者と口論となり、殴られた。ウルフ氏はその後、議会内で倒れ、病院に運ばれて脳内出血がないかどうか検査を受けた。

 UKIP内では、9月に党首に就任したばかりのダイアン・ジェームズ氏が辞任、ウルフ氏が5日、次期党首選に立候補の意向を表明、有力候補とみられていた。

 口論が党首選と関係があるかなど詳細は不明。UKIPはカリスマ性があるファラージ氏の下、EU離脱運動を展開。離脱決定後にファラージ氏が党首を辞任、後任のジェームズ氏も辞め、党勢衰退が懸念されている。(共同)