Friday, September 04, 2020 10:46 AM

米右派銃撃、容疑者を殺害 極左運動支持者、拘束時に

 【ロサンゼルス共同】オレゴン州ポートランドで8月末、トランプ大統領を支持する右派団体関係者の男性が銃で胸を撃たれ死亡した事件で、米メディアは3日、捜査当局が容疑者の男を拘束時に殺害したと伝えた。男は極左運動「アンティファ(反ファシスト)」の支持者、マイケル・ライノール容疑者(48)で、逮捕令状が出されていた。

 連邦捜査局(FBI)や連邦保安官局の捜査員が3日、同州と隣接するワシントン州のレイシーでライノール容疑者の拘束を図り、容疑者が銃を取り出したため発砲したという。

 オンラインメディアのバイス・ニュースは3日、ライノール容疑者のインタビュー記事を掲載。その中で容疑者は正当防衛のため犯行に及んだことを示唆する発言をしていた。ニューヨーク・タイムズによると、過去には写真共有アプリ、インスタグラムにアンティファを支持する文章も投稿していたという。