Tuesday, September 08, 2020 10:38 AM

インドが係争地で威嚇射撃 中国軍「対応する措置」

 【北京共同】中国軍西部戦区の報道官は8日、インド北部ラダック地方の係争地域で両国軍がにらみ合っている問題に関し、インド軍が7日に威嚇射撃をして挑発してきたため「対応する措置」を取ったと発表した。

 両国の国防相は4日の会談で、対話や協議を通じて解決する方針を確認したばかりだが、現地の緊張は緩和していない。

 西部戦区の報道官は談話で「インド軍が中国側に進入し、中国の部隊員に対して威嚇射撃した」と主張した。「現地の情勢を安定させるため、対応する措置を取らざるを得なかった」と説明した。