Wednesday, September 16, 2020 10:15 AM

親介護なら26%が離職意識 女性多く、40-50代正社員

 親が症状の重い要介護状態になった場合、40-50代の正社員の26.1%が離職を意識し、女性の方がその傾向が強いー。高齢社会に関する研究をしている民間シンクタンクのアンケートで16日、そんな結果が分かった。

 調査は公益財団法人「ダイヤ高齢社会研究財団」(東京)が今年3月、インターネットで実施。40-50代の正社員で親が存命の男女890人が回答した。

 親が重度の要介護状態になった場合の離職の可能性を尋ねたところ「可能性は大きい」と答えたのは7.8%、「どちらかというと大きい」が18.3%。一方で「可能性は小さい」は20.9%、「どちらかというと小さい」は12.2%だった。(共同)