Thursday, September 17, 2020 10:07 AM

ダルビッシュ、3部門上位で有力 CY賞へ残り好投なるか

 大リーグのレギュラーシーズンが大詰めを迎える中、カブスのダルビッシュがサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の有力候補に挙がっている。

 今季これまで7勝、防御率1.86、79奪三振で、ナ・リーグの投手主要3部門全てで上位に名を連ねている。賞に関する問いには「周りの評価は関係ないし、自分にできるのは打者に対してきちんと正しい配球をしていくだけ」と返し、雑音を遮断する姿勢を示す。

 過去に野茂英雄や松坂大輔(現プロ野球西武)らも票を集めた同賞は、ダルビッシュ自身がレンジャーズ時代の2013年に2位になったのが日本投手では最高だ。全米野球記者協会の30人が行う投票では近年、チーム力に左右される勝利数より、奪三振率や被安打率など個人の力を示す成績が重要視される傾向に。メッツのデグロムは18年に10勝、19年には11勝で2年連続受賞した。(共同)