Friday, October 07, 2016 10:08 AM
もんじゅ代替12月方針決定 政府が初会合
政府は7日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)に代わる高速炉の開発方針を議論する「高速炉開発会議」の初会合を開いた。同会議は12月までに方針案を策定し、これを受け政府が同月中に原子力関係閣僚会議を開き、廃炉を前提に見直すもんじゅの扱いと併せ、高速炉開発の方向性を示す。
だが高速炉を取り巻く状況は国内外で不確実性が高く、明確な方針を示せるか不透明な情勢だ。
政府は、もんじゅの廃炉後、フランスの高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」での共同研究や、もんじゅの前段階の実験炉「常陽」(茨城県)の活用を想定するが、今回は具体的な議論に踏み込まなかった。(共同)
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