Tuesday, September 22, 2020 10:30 AM

郵便投票期限を6日延長 米激戦州地裁、上訴も

 【ワシントン、ロサンゼルス共同】大統領選の重要激戦州、ウィスコンシン州の連邦地裁は21日、新型コロナウイルスの影響を受けて拡大が見込まれる郵便投票を巡り、11月3日の投開票日までの消印があれば、6日後の同9日までの到着分を有効票と見なすとの仮処分決定を出した。AP通信が伝えた。

 現行の規定では、11月3日の午後8時までに到着しなければ無効票と扱われたが、野党民主党側が期限延長を求めて提訴していた。共和党トランプ大統領の陣営にとっては厳しい決定で、APは「最高裁まで争われる見通しだ」と伝えた。

 ウィスコンシンでは、トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の激しい争いとなっている。