Friday, October 07, 2016 10:10 AM
伝統破り反トランプ氏表明 地方紙続々、影響は未知数
大統領選で伝統的に共和党候補を支持してきた地方紙が相次いで同党のトランプ氏不支持を表明している。差別的な主張や数々の暴言が論調と合わないとの判断だが、有権者が抱くメディアへの不信感も根強く、投票行動に与える影響は未知数だ。
カリフォルニア州の「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は9月末、民主党候補のクリントン氏を推薦する社説を掲載。148年前の創刊以来、大統領選で民主党支持に回ったのは初めてのことだ。
トランプ氏について「下劣な指導者を選べば国は道を誤ってしまう」と批判。国務長官在任時のメール問題などを抱えるクリントン氏も評価できないとしながらも、トランプ氏よりは「安全な選択だ」と指摘した。(共同)
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