Wednesday, September 23, 2020 10:18 AM
米の対イラン政策を批判 仏首脳「核阻止できず」
【ニューヨーク共同】フランスのマクロン大統領は22日、国連総会一般討論のビデオ演説で、米国の「最大限の圧力政策」はイランの核兵器開発を阻止できていないと述べ、対イラン制裁に固執するトランプ政権を痛烈に批判した。
トランプ大統領は21日、イランの核・ミサイル開発に絡み新たな制裁を科す大統領令に署名。22日の国連総会演説で「世界のテロ支援国家を無能にする制裁を科した」と誇示したが、米同盟国の間でも支持が広がっていない実態が改めて鮮明になった。
マクロン氏は演説で、核合意で解除された過去の国連安全保障理事会制裁を全面復活させる「スナップバック」を宣言した米国の動きに「歩み寄らない」と断言。こうした一方的な行動は「安保理の結束を傷つける」と批判した。
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