Friday, October 07, 2016 5:46 PM

「完全雇用に近づいている」 カンザスシティー連銀総裁

 カンザスシティー連邦準備銀行のジョージ総裁は7日、ワシントンで経済見通しに関するディスカッションに参加し、この日発表の9月の雇用統計について「完全雇用に近づいている」と述べ、あらためて追加利上げの必要性を訴えた。ロイター通信が伝えた。

 9月の雇用統計では、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比15万6000人増と市場予想を下回った。それでもジョージ総裁は「勇気づけられる指標だ」と主張した。

 総裁は利上げを見送った9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25%の利上げ実施を主張して反対票を投じた3人のうちの1人。(共同)