Friday, November 13, 2020 9:51 AM
豪の気温1.44度上昇 温暖化影響、100年超で
【シドニー共同】オーストラリア気象庁と連邦科学産業研究機構(CSIRO)は13日「気象の現状」と題する報告書を発表し、地球温暖化の影響で同国の気温が記録を始めた1910年から国内平均で1.44度上昇し、極端な高温となる頻度が増していると明らかにした。
世界的には新型コロナウイルス禍の経済活動停滞などにより、化石燃料による二酸化炭素(CO2)排出量は減っているが、大気中のCO2濃度を著しく減らすには至っていないという。
CSIRO気候科学センターの研究者ブラウン氏は「CO2など大気中の温室効果ガスの増加でオーストラリアは温暖化が続き、森林火災や干ばつなど極端な事象の頻度が増えている」と述べた。
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