Friday, November 13, 2020 9:53 AM

米、今年も閣僚欠席か 東アジアサミット

 【ハノイ共同】複数の東南アジア諸国連合(ASEAN)外交筋は13日、米国や日中韓などと14日にオンライン開催する東アジアサミットに、トランプ大統領は出席しない見通しだと述べた。昨年に続きオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の参加が有力だとしている。

 オブライエン氏が出席すれば、米国からは2年連続でサミットに首脳級や閣僚が参加しないことになり、政権移行期とはいえASEAN各国の不信を招く可能性もある。米側は出席者に関し13日までに発表していない。

 今年のASEAN議長国はベトナムで、14日の東アジアサミットも主催する。多国間外交を好まないトランプ氏は2017年の就任以来、一度も出席していない。菅義偉首相や中国の李克強首相らが参加予定だ。