Monday, November 16, 2020 9:20 AM

内定基準2割が厳しく 21年卒業学生、コロナ禍

 2021年卒業予定の大学生らの採用活動をした企業のうち20.1%が内定を出す基準を前年より厳しくしていたことが就職情報会社「マイナビ」の調査で分かった。厳しくしたと回答した割合は昨年の調査に比べて10.7ポイント増えた。

 同社担当者は「これまでは採用人数を拡大する流れがあったが、新型コロナウイルスの影響で景気の不透明感がある中では企業が質重視の考え方に傾いた可能性がある」と指摘している。

 調査は9月4日から10月5日にインターネットを通じて実施。21年卒の採用活動をした2325社の回答をまとめた。(共同)