Tuesday, November 17, 2020 9:18 AM

巨大データ、コロナに活用 米IT、混雑情報も公開

 【ニューヨーク共同】グーグルが16日、人工知能(AI)を活用し、新型コロナウイルスの都道府県別の陽性者数、入院患者数、死者数といった感染予測情報の提供を始めた。このほかにも米IT大手は、自社が保有する膨大なデータや最先端の技術を活用し、予防策を支援する取り組みを進めている。

 グーグルは地図サービスなどの位置情報から公共交通機関や娯楽関連施設などの混雑状況を示すデータを公開。アップルも人々の移動状況を示すデータを開放している。

 グーグル、アップル両社は感染追跡で技術協力し、感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向けアプリの普及を促す。日本では、この技術を活用した「COCOA(ココア)」が配布されている。