Monday, November 23, 2020 8:45 AM

サウジ石油施設に攻撃主張 イエメンのフーシ派

 【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は23日、サウジアラビア西部ジッダにある国営石油会社サウジアラムコの施設にミサイル攻撃を実施したと主張した。サウジ政府やアラムコ側はコメントしておらず、被害程度は不明。

 フーシ派の報道官は声明で、攻撃には新たに導入したミサイルを使ったとし「非常に正確」だったと述べた。救急車や消防車が現場に向かったとしている。サウジに拠点を置く外国企業を標的とした「作戦を続ける」とも警告した。

 サウジは21〜22日にオンライン方式で開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)でアラブ諸国初の議長を務めた。国営通信によると、ムハンマド皇太子は22日、同国を訪問中のポンペオ米国務長官と会談した。