Tuesday, November 24, 2020 9:31 AM

コロナ禍で球場有効活用 予防接種やマーケットも

 大リーグは今季、新型コロナウイルス感染拡大の影響でワールドシリーズなどでしか観客を入れられなかったが、球場は感染防止に適している面があり、有効活用されている。

 タイガースの本拠地コメリカ・パークでは、今月に入ってインフルエンザの予防接種が行われた。これまで慈善事業として無料接種を提供してきた地元のスーパーマーケットが、今年は球場の通路を会場に選んだ。十分な広さを生かし、距離を取って複数の問診と接種ブースを設置。担当者は「屋外施設で通気がいいし、通路は広くて屋根もついている」と理由を説明した。

 パドレスの本拠地ペトコ・パークでは12月に初めて「ホリデー・マーケット」が開催される。一方通行にし、密にならずに食料品や工芸品の買い物ができるという。(共同)