Thursday, October 13, 2016 10:33 AM

期日前投票で足場固め急ぐ 混乱の隙狙いクリントン氏

 大統領選が11月8日に投開票を迎えるのを前に、民主党クリントン候補の陣営が有権者に期日前投票を積極的に呼び掛けている。女性蔑視発言で共和党トランプ候補が党主流派と内輪もめをしている隙を狙って、足場固めをする狙いだ。

 激戦州の一つオハイオ州の民主党幹部は9日「共和党が混乱に陥っている間に頑張ろう」とツイッターに投稿。戸別訪問や電話作戦で、期日前投票を促すよう同僚らに指示した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、激戦州では4割以上の有権者が期日前投票をするとのクリントン陣営の見立てを踏まえ「大統領選の勝者は投開票日前にほぼ決まる可能性がある」と分析する。(共同)