Wednesday, December 09, 2020 7:58 AM

米、中国大使に若手起用か 有望株ブティジェッジ氏

 【ワシントン共同】米ニュースサイトのアクシオスは8日、バイデン次期大統領が駐中国米大使に、民主党の若手有望株でインディアナ州サウスベンド前市長のピート・ブティジェッジ氏(38)の起用を検討していると伝えた。

 アクシオスによると、バイデン氏はブティジェッジ氏を注目される大使ポストに起用することを検討しており、中国大使の可能性が高いという。一方、米国内で役職に就く可能性もまだ残されているとしている。これまで退役軍人長官や国連大使への起用が取り沙汰されてきた。

 ブティジェッジ氏は大統領選に向けた民主党候補指名争いで健闘し、注目を浴びた。ハーバード大を卒業後、有名コンサルタント企業を経て29歳で地元のサウスベンド市長に当選。同性愛者であることを公にした後に再選した。任期中にアフガニスタンで従軍するなど異色の経歴の持ち主で、8カ国語を話すとされる。