Wednesday, January 20, 2021 9:09 AM

ルノーとプラグパワー、燃料電池商用車を共同開発へ

 仏ルノーと燃料電池機器大手プラグ・パワー(Plug Power、ニューヨーク州)は、水素を動力源とする小型商用車(LCV)を共同開発する。

 ロイター通信によると、両社は6月末までにフランスで折半出資の合弁事業を立ち上げ、欧州の燃料電池LCV市場で30%以上のシェア獲得を目指す。

 合弁会社は、ルノーの車両生産能力とプラグパワーの燃料電池や水素システム製造に関する知識を結集し、LCVプラットフォームに組み込む燃料電池スタックやシステムの製造センターをフランスに設立する。この施設は水素燃料補給システムも提供する。

 時価総額が250億ドルを超えるプラグ・パワーは、eモビリティー向けに世界最多の4万以上に上る燃料電池システムを配備し、液体水素の最大購入者となっている。

 時価総額130億ドル超のルノーは、40の製造拠点と18万人以上の社員を擁し、19年は134カ国で380万台近くの車を販売している。

https://www.reuters.com/article/us-renault-hydrogen-plug-power/renault-and-plug-power-to-develop-fuel-cell-commercial-vehicles-idUSKBN29H2A5