Friday, October 14, 2016 1:05 PM
「英、離脱後も競争力」 日産社長、メイ首相と会談
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は14日、欧州連合(EU)離脱を控える英国のメイ首相とロンドンで会談した。終了後に「英国は引き続きビジネス面で競争力を保っていくと確信できた」と述べた。英紙ガーディアン(電子版)などが伝えた。
日産は英中部サンダーランドに工場を持ち、英国全体の自動車生産台数の約3分の1に当たる年間約50万台を生産している。離脱後はEUとの貿易に関税が発生する可能性があることから、ゴーン氏は以前「関税がかかるようになるなら補償が受けられる約束が必要だ」と英政府をけん制していた。
ガーディアンによると、ゴーン氏はこの日の会談を「建設的」だったと表現。メイ氏も引き続き国内の自動車産業を支えていく考えを示した。(共同)
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