Monday, September 13, 2021 10:23 AM

GMがシボレー・ボルトEVの生産中断をさらに2週間延長

 GMはミシガン州オリオン組立工場の閉鎖期間を2週間延長した。Chevrolet Bolt EV(シボレー・ボルトEV)とBolt EUV(ボルトEUV)のリコールにともなうバッテリーパックの不足が理由だと、テッククランチが報じた。

 GMオリオン工場の閉鎖は9月20日まで延長される。同工場は8月23日から閉鎖している。

 GMはBoltオーナーに対して充電状態制限を90%に設定し、走行距離70マイル以下までバッテリーを消耗させないよう推奨しているほか、自宅から離れた場所に駐車することを推奨している。火災危険の恐れがあるためだ。

 オリオン工場は8月、半導体チップ不足を理由に閉鎖されていた。

 一方、インディアナ州Fort WayneとメキシコのSilao工場では、フル生産が始まる予定だ。シルバラード 1500、GMC シエラ1500の生産が9月13日から開始される。また、7月中旬以来閉鎖していたテネシー州スプリングヒル組立工場は、GMCアカディアとキャデラックXT5およびXT6の生産を9月20日に再開するが、9月27日の週から11月22日の週まで再び閉鎖される予定だ。

 2月8日以来中断しているCadillac XT4の生産は、カンザス州フェアファクス組立工場で再開するが、同工場のChevroletマリブの生産は引き続き停止する。

 さらに、ミシガン州ランシング・デルタ・タウンシップ工場とミズーリ州ウェンツビル工場の閉鎖期間を1週間延長、メキシコのラモス・アリスペ工場でのChevroletブレーザーの生産中断を1週間延長した。