Monday, October 17, 2016 5:44 PM

アレッポ攻撃8時間停止へ 20日にロ、シリア軍

 ロシア軍のルツコイ中将は17日、シリア内戦の激戦地、北部アレッポでロシア、シリア両軍が20日に8時間に限って人道目的で攻撃を停止すると発表した。タス通信が伝えた。

 ロシアとシリアの爆撃で民間人に多くの犠牲者が出ているとして、ドイツや英国はウクライナ危機を受けて欧州連合(EU)がロシアに科している経済制裁の拡大を検討する必要性に触れており、ロシアはこれを回避したい思惑とみられる。

 EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は、攻撃の一時停止を「前向きな一歩だ」と評価した。(共同)