Wednesday, November 10, 2021 8:40 AM

MS、非営利業界と持続可能性向けのクラウド・サービス群を発表

 マイクロソフト(Microsoft)は11月2日、イグナイト(Ignite)において、非営利業界と持続可能性向けに新たなクラウド・サービス群を発表した。

 ベンチャービート誌によると、マイクロソフト・クラウド・フォー・ノンプロフィット(Microsoft Cloud for Nonprofit)は、非営利事業向けに設計されたツール群やアプリケーション群、クラウド・サービス群、基幹設備の集合体で、約1年前に公開された試験版の製品版だ。

 同ソリューションは、寄付金集めやボランティア管理、プログラム管理、そのほかの活動や業務の運営や実行、管理を組織的に効率化する。おもに、非営利活動の内容や実行に関し支持者や訴求対象者たちとの関係性の構築やその強化を向上するための課題解消に寄与するよう設計されている。

 かたやマイクロソフト・クラウド・フォー・サステイナビリティー(Microsoft Cloud for Sustainability)は、透明性とデータ共有の向上、一般的な分類法と測定方法に関する合意、および炭素排出量に関するデータの追跡と報告のための慣行標準化をもたらすことを目的とする。

 同ソリューションは、共通の形式を使ってさまざまのデータ源からのデータを統合または接続化し、利用会社の二酸化炭素排出量データを集めるだけでなく、それらのデータが意味するところを理解し、排出削減策の進歩状況を測定する。

 さらに、規則準拠と報告に関する要件を満たせるよう必要内容を特定し、排出量削減に必要な実質的行動(対策)を特定するための洞察を提示する。

https://venturebeat.com/2021/11/02/microsoft-launches-cloud-powered-marketing-supply-chain-and-retail-solutions/