Tuesday, January 16, 2024 11:00 AM

デロイト、従業員解雇を避けるために人工知能を活用

 コンサルティング・サービス大手のデロイト(Deloitte)は、既存従業員らの職能を評価して適材適所をさらに効果的に実行する方法を見つけるために人工知能技術を活用している。

 ビジネス・インサイダー誌によると、同社はそれによって将来の大量解雇を回避するだけでなく、今後数年間において不要の雇用増を抑制するのにも役立つと考えている、とブルームバーグが12月17日に報じた。

 デロイトのグローバル最高人材責任者スティーブン・ロールズ氏は、「採用と解雇の

大きな変動を回避することが大きな目的だ」と説明した。また、反復作業の自動化のために人工知能をすでに使っており、これからは、解雇せずに済む人材採用を最適化するために人工知能を活用する、と同氏は述べた。

 ゴールドマン・サックスの戦略家によると、米国内の多くの会社で人工知能が導入されることで生産性が向上し、S&P500の利益が30%以上押し上げられる可能性がある。

 デロイトは、新型コロナウイルス・パンデミック収束後に成長している大企業の一つだ。ブルームバーグの統計によると、デロイトは2022年に、過去10年間で最大の新規雇用数の伸びを記録し、ことしだけで13万人を新たに雇用した。

 ただ、デロイトは、ベインやボストン・コンサルティング・グループ、マッキンゼーといった同業他社と同様に、新規採用者たちを継続的にいかに活用するかを模索中だ。同業界では昨今、採用を決めた新人らの仕事開始を数ヵ月ほど延期する事例もある。

https://www.businessinsider.com/deloitte-trying-to-avoid-layoffs-with-ai-2023-12