Tuesday, August 11, 2026 7:04 AM

VW、米国戦略抜本見直しへ〜ピックアップトラック投入

 VWが米国‌戦略を抜本的に見直すと、ロイターが明らかにした。経営陣を刷新し、新型ピックアップトラックの新規投入など製品ラインアップを見直す。

 関係者によると、アウディで販売責任者を務めたマルコ・シューベルト‌氏(セールス担当役員)が米国部門のトップに就任する。キェル・グルーナー氏(プレジデント兼CEO)は退社す‌る。20年代末までに最初のピックアップトラックを市場に投入することを目標としている。車両は米国で生産される。

 計画については、独経済紙ハンデルスブラットが先に報じていた。

 VWブランドの責任者であるトーマス・シェーファーCEO of Volkswagen Passenger Carsは、ピックアップトラックと大型SUVに成長機会を見いだしている。いずれも米国で需要が高く利益率も高いが、VWグループはこれまで提供していなかった。

 新型ピックアップトラックを自社開発するか、他メーカーと提携して開発するかは未定。今後数カ月の間に決まる見通しで、提携相手としてはフォードが有力視されている。VWとフォードは互いにプラットフォームを提供し合い、それぞれが自社ブランド名で販売するなど協力関係を築いてきた。

 VWはテネシー州チャタヌーガに工場でEV「ID.4」を生産していたが、4月中旬に終了した。