Thursday, August 06, 2026 7:28 AM
スレート、低価格電動トラックで大手に挑戦〜2.5万ドル未満、超小型
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏が支援するEV新興スレート・オート(ミシガン州、ピーター・ファリシーCEO)は、完全電動の超小型ピックアップトラックを格安の2万4950ドルで販売することで、大手メーカーに対抗しようとしている。
ロイターによると、同社は6月下旬、ロサンゼルスでイベントを開催し、報道関係者向けに最終仕様に近い試作車の試乗会を実施した。装備を絞った2人乗りモデルの航続距離は205マイル、最大けん引能力は2000ポンド。新車市場で最も近い対抗モデルは、フォードが計画している軽量EVピックアップ(3万ドル〜)になる。
スレートはSUV仕様の「Squareback」と「Fastback」の2モデルも用意しており、いずれも価格は2万9950ドルから。
エドモンズによると、2025年の米国における平均新車価格は4万8402ドルで、19年比で30%の上昇。25年に2万5000ドル以下で売られた新車は全体のわずか4.7%だった。
スレートの提案の中核は、コスト重視の消費者が最小限の仕様のトラックを購入し、必要に応じてアクセサリー後付けできるという仕組みだ。従来のように、最初からオプションパッケージ込みの高額車両を買う必要はない。同社の標準モデルにはパワーウィンドウがなく、音響やインフォテインメントシステムも搭載されず、製造工程の大幅な簡素化によって2万ドル台半ばでピックアップを生産できるという。
元アマゾン幹部で今春スレートのCEOに就任したファリシーCEOは、オーナーが部品やアクセサリーをオンライン購入できる市場「Slate Marketplace」の構築に力を注いでいる。
同社はすでに1件50ドルの手数料で18万件の予約を受け付け、現在は300ドルの頭金を伴う正式予約へ移行を進めている。今年10〜12月期には納車を開始する計画だ。