Thursday, July 30, 2026 7:18 AM
テスラ、FSD契約者が150万人目前に〜本格的な収入源として期待
テスラの運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)スーパーバイズド」の普及が急速に進んでおり、本格的な収益源になり始めている。
インサイドEVsによると、FSDの契約者数は4〜6月期に前年同期比で56%増加し、前期比では20万人増と四半期ベースで過去最大の増加を記録した。
同社は6月時点で12カ国、148万台にFSDを提供しており、さらに多くの地域で当局の承認取得を目指している。バイバブ・タネジャ最高財務責任者(CFO)によると、4〜6月期に北米で納車された車両の約55%がFSDを使用していた。テスラは同期に世界で48万126台を納車した。
FSDは、かつて最大1万5000ドルで販売され、その後8000ドルのオプション機能となったが、現在は月額99ドルのサブスクリプションのみで、大幅に利用しやすくなっている。タネジャ氏によると、148万人のFSD利用者のうち55%は一括購入、45%はサブスクリプション契約で、現在の契約率を基にすると年間約7億9100万ドルのソフトウェア収入を生み出している計算になる。
テスラの累計販売台数は約970万台で、FSDの採用率は販売済み車両全体の約15.2%に達する。
自動車販売は苦戦が続いているが、回復の兆しも見え始めている。「オートパイロット」を実質的に廃止し、現在の新型テスラには標準装備として車間距離制御装置(ACC)しか搭載されていないことも、FSD契約の拡大につながると見られている。