Thursday, July 30, 2026 7:17 AM

ステランティス、カーシェアリング事業を売却

 ステランティスは、カーシェアリング事業Free2move(フリートゥームーブ)をドイツの投資会社ミュタレス(Mutares)に売却することで合意した。

 オートモーティブ・ニュースによると、自動車メーカーとして中核事業に集中するというアントニオ・フィローザCEOの戦略を反映した動きで、売却手続きは年内に完了する見込み。ステランティスは5月に長期経営計画で、規律ある資本配分の実施、自動車製造業への注力、製造・技術分野での提携拡大を掲げた。

 Free2moveは、16年にPSAグループによって設立され、欧州と米国の14都市で短期・長期のカーシェアリングサービスを提供している。PSAは21年にフィアット・クライスラー(FCA)と統合し、ステランティスが誕生した。カルロス・タバレス前CEOは、自動車の製造だけでなくモビリティーサービスへ事業の領域を広げる戦略の一部として同事業を育成した。

 ミュンヘンに本拠を置くミュタレスは「買収によってモビリティー事業拡大の基盤を得られる」と説明。EV移行加速も含め、事業の発展を継続させる方針を明らかにしている。