Tuesday, August 04, 2026 7:12 AM

防衛産業スタートアップ、他業界の技術転用で効率改善

 防衛・宇宙分野の新興各社は、新しい発想によって国防総省(ペンタゴン)に兵器を迅速かつ低コストで供給し、長年業界を支配してきた大手に挑戦している。ロイターが伝えた。

◇相次ぐ戦争で需要が急増

 ペンタゴンのデータによると、米国は2022年のロシアによるウクライナ侵攻から最近のイラン攻撃までに、ロケットモーターを搭載したロケット弾、ミサイル、各種飛翔体を5万発以上使用した。このため連邦政府は、ミサイルおよびロケットの生産能力強化に530億ドルを投じるとともに調達手続きの簡素化を進めている。

 一方、ロッキード・マーティン、ボーイング、レイセオンの親会社RTXといった防衛大手では、固体ロケットモーター(SRM)の供給不足がミサイル生産の足かせになっている。新興企業はこの状況を商機と捉え、新技術で市場参入を図っている。