Tuesday, June 28, 2016 10:45 AM
出光創業家が合併に反対 昭和シェルとの計画不透明
石油元売り2位の出光興産の創業家は28日、東京都内で開かれた株主総会で、来年4月に予定する5位の昭和シェル石油との合併に反対を表明した。創業家は合併など重要議案への拒否権を発動できる3分の1を超す33.92%の株式を保有する。反対の理由として企業体質が異なることや、それぞれが親密なイランとサウジアラビアとの対立を挙げた。両社の計画実現は不透明となった。
出光は28日、「グループの持続的な成長のためには、経営統合は最善の策だ」として昭和シェルとの協議を予定通り進める方針を発表し、創業家を説得する考えを示した。合併が頓挫すれば国内需要の低迷から避けられない石油業界の再編が停滞する懸念がある。
出光は故出光佐三氏が創業し、長男の昭介氏も社長を務めるなどかつては創業家が深く経営に関与してきた。(共同)
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